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‘OLAS CURATIVAS‘ – 12″ VINYL – DIGITAL – 2024/12/06 – ‘TWIN SYSTEM’ ラベル

Tune ouT Tokyo – ‘楽曲リリース特集’ – Fled Tokyo

エレメンタルアンビエントアーティスト「LAMINA」が、イギリス、ロンドンの南東部にある「TWIN SYSTEM」レーベルから新作「OLAS CURATIVAS」をリリースする。

フランス、バスク地方のバイヨンヌで生まれた「LAMINA」、クラリス・カルヴォ＝ピンソールは現在はベルギーに拠点を置き、彼女の音楽は宇宙的な広がりと穏やかなオーラに包まれている。

「OLAS CURATIVAS」は、2022年から2023年にかけて主にベルギーとポルトガルで行われたライブパフォーマンスから生まれた9曲のアンビエント・ジャムを集めた作品。

また、本作は「TWIN SYSTEM」レーベル初のヴァイナルリリースであり、デジタル版も同時に12月6日にリリースされる。「TWIN SYSTEM」のBandCampサイトをご覧ください。

‘TWIN SYSTEM’ LABEL / SOUTH EAST LONDON, U.K.

‘Olas Curativas’（オラス・クラティバス）はスペイン語で『癒しの波』という意味です。このタイトルは、私自身が催眠療法のセッション中に体全体に波が動いていくのを感じ、その波が次第に私を癒していくという体験からから浮かんできました。それらはベルベットのように柔らかく、上から下へ降りてきて、私の中に潜り込み、影から光へと変わり、私の体のすべてのエコシステムを再生させていくような感覚でした。

LAMINA – WATER DROPLET HEALING – INSTALLATION

バスク神話においてLaminaは、水源や小川の近くの洞窟に住んでいる人間と獣の姿を持つ夜行性の生き物である。そのLaminaをテーマに、音楽とビジュアルアートが融合し、深い感覚的な体験を生み出している。『OLAS CURATIVAS』は、自然界、ハイドロフェミニズム、催眠療法といったテーマから影響を受け、アーティストが新たなエコシステムを音で構築する試みがなされています。

私の音楽は、インスタレーションを作る時と同じように、音を粘土のように扱い、形を与えようとしています。抽象的でも抽象的でなくても、音を捏ねたり、ひねったり、伸ばしたりして形を作っていきます。私のビジュアルアートと音楽は深くつながっていると思います。音楽を作ったり聴いたりしているとき、時々自分の彫刻が音と交じり合い、音の中で動いているのを想像しています。それらが独自の命を持ち、自由に動き回っているような感覚が好きです。」

‘LAMINA’

本作の3曲目「FILICOPHYTA」には、映像作家STANISLAS PARUZELによるビデオが付属しており、音と映像が密接に結びついた仕様となっている。初めは別々に感じられた音が次第に一体となり、音楽と映像が対話を始めていく映像は「floor length skirts」チャンネルから、Tune ouT Tokyoで視聴できる。